2020.06.08 ひとりごと
「オススメの結婚式場ってどこですか?」
仕事柄でしょうか、メチャクチャよく聞かれます。
この問いに関しては皆さん価値観やセンスが違うので明確な答えはないと思います。
が、現時点で僕なりの回答をするとすれば、、、
『自由度の高い式場。お二人の希望や想いを適正価格、さらに言えば割安で叶えてくれる式場』
ではないでしょうか。
では適正価格ってどれぐらい?
これも皆さん価値観が違うので明確な答えはございませんが、、、
これくらいかな、と思えたならそれはズバリ適正価格なんでしょう( 一一)
ちょっとセコイ回答ですがwww
そういう意味ではオススメの式場よりオススメできない式場の方が明確かも。
前述の逆、『自由度の低い式場、花嫁にとって理不尽もしくは不透明な価格設定の式場』はオススメできません。
当たり前のことを言っているように思われるでしょうが、皆さん実は気づいていないことが多いです。
なぜなら、ほとんどの新郎新婦にとって結婚式は一生に一回の買い物だからです。
結婚式って経験から比べることができない商品なんですよね。
少し高い気がする、そう思ったら一度立ち止まりましょう!
結婚式場に見学に行くとテンションが上がります。
見るものすべてが非日常。
「今日決めたら100万円OFF」みたいなセールストークに惑わされないようにしましょう。
100万円って初任給約5か月分ですよ!
いち社員レベルで決済できる額だとは思えません。
繁忙期を除いてすべての花嫁に言っていると思われますので、
1週間後でも1か月後でも100万円OFFしてくれると思います(笑)
100万円OFFした価格が適正価格だということなんでしょう。
あと自由度を計るには衣裳や引き出物などの持込料を聞くことをオススメします。
例えば花嫁を代表するアイテムの一つ、ウェディングドレス。
式場の衣裳室や提携のドレスショップで試着してみたものの、、、
・気に入るデザインがない
・価格が高い気がする
・メンテナンス料や保険料を請求される
・お目当てのブランドを取り扱っていない
などなど、衣裳に関する悩みは結構出てくると思います。
そうなると気に入ったウェディングドレスを持ち込むことになるのですが、
その際に【衣裳持込料】もしくは【衣裳保管料】という名目で金額を請求されます。
その金額設定に自由度が反映されていることが多いです。
目安は3~8万円ぐらいは一般的かな。
それでも高いと思われる方もいるとは思いますが、ブライダル業界では昔からの慣習のようなものなので、こればかりはご了承くださいませ。
最近は持込料すべて無料というオープンな会場もたくさんありますのでぜひ探してみてください!
逆に10万円以上請求する会場も少なからずあります。
花嫁が気に入るドレスを準備できないうえに10万円請求するわけですから、理不尽以外の何物でもありません。
過去に1点15万円の持込料を請求する会場がありましたが、ちゃんと廃業されました(笑)
花嫁を喜ばせるよりも花嫁からお金を取ることしか考えてなかったわけですから自業自得ですね。
中には持込全て禁止という会場もあります。
これは非常に危険で、気に入るドレスがなくてもそのドレスで式を挙げなくてはなりません。
価格に関しても会場側の言い値で借りるしかありません。
ただしキャンセル待ちが多発するような超人気会場の場合は強気な設定にしているところもありますので、その辺りはキッチリと見極めてください。
ちょっと話がブログのタイトルから外れてきましたね(; ・`д・´)
今日書いていることは個人的な見解ですのであくまで参考程度に。
オススメの結婚式場とは、、、
いや、良い結婚式とは、なら書けるかも。
仕事柄結婚式に参列することが多く、いろんなタイプのいろんな規模の結婚式をたくさん見てきました。
その経験からこれだけは言い切れます。
高い結婚式場=良い結婚式、ではありません。
※とは言えそれだけの価格を提示する会場はソフトも素晴らしいところがほとんどですが、、、
テーマパークのような会場で期待して参列してみたら内容スカスカの結婚式だとか、
小さなレストランだけどハートフルでみんなが主役のような心温まる結婚式だとか、
大事なのは結局『人』なんですよね。
トヨタのCMみたいになりましたが、、、
誰に祝福されたいか、
誰に感謝を伝えたいか、
誰と一緒に同じ時間を過ごしたいか、
皆さんの結婚式がかけがえのない素敵なものになりますようお祈りしております。