2020.07.02 ひとりごと
こんにちは。
私事ですが本日よりWEDDING BELL、30期目突入いたしました!
ありがとうございます(^◇^)
1991年創業より姫路でこれだけ長く営業させていただいておりますのも、全て地域の皆様、たくさんの花嫁様のおかげでございます。これからも更なる商品力・価格力・サービス力の向上に努め、できる限りたくさんの花嫁様の幸せのお手伝いをさせていただきたく思っておりますので、これからも変わらぬご愛顧の程よろしくお願いいたします。
『花嫁命』
スタッフにいつも口うるさく伝えております弊社のテーマ。
本当はもっとちゃんとした経営理念があるのですが、僕が勝手に3文字に要約しているだけです(笑)
分かりやすくていいでしょ(^◇^)
何をするにも花嫁の幸せを一番に考える。
今までもこれからも、次の代もその次の代も、この3文字が受け継がれていくことを願っております。
さて、せっかくなんで興味ないとは思いますが、弊社の歴史を少しお話したいと思います。
実はWEDDING BELLには1991年創業より前に、前身となるお店が存在します。
ここからは社長に聞いた話。
社長のお父さんは饅頭屋を経営していたそうなんですが、仕事は奥さんに任せっきりで自分は囲碁ばかり打っている遊び人だったそうです。
そして朝早くから仕込みをするのが辛くて、最後にはお店を全て弟に任せてしまう。
収入がなくなり貧乏生活の中、今度は質屋を開きます。
遊び人の割に行動力はありますね(笑)
でも生活がよくなることはなく貧乏生活は続きました。
そんな中、別の質屋さんが貸衣裳というものを始めたという噂を聞きます。
しかも相当稼いでいるらしい。。。
お察しの通り(笑)
1959年姫路市塩町に『ふくもと貸衣裳店』を開きました。
戦前戦後のお話、質屋から貸衣裳屋に転身するお店は凄く多かったらしいです。
預かった着物を貸し出していたんでしょうか。
現在日本を代表するブライダル企業、ドレスショップの中にも質屋出身の会社がたくさんあります。
そして時は経ち、お店は創業者より3人の息子へ受け継がれます。
この頃はベビーブームによる人口増、結婚式をするのが当たり前の時代だったので貸衣裳店の数も増え続け、姫路だけでも30件以上あったそうです。
『ふくもと貸衣裳店』も長男と次男で分社、のちに次男についた三男も分社しました。
その三男が1991年創業した会社、
それが【WEDDING BELL】です。
祝30期突入というお話ですが、前身から数えると61年目ですね!
こんなに長く同じ仕事をさせていただけることに感謝。
遊び人の創業者は僕のおじいちゃんに当たりますが会ったことはありません。
僕が生まれる頃には亡くなっておりました。
たぶん気が合ってたと思います(笑)
おばあちゃんは亡くなる前に病床で、入社を決めた僕のことを「三代目」と呼んでくれました。
当時は若かったしそこまで考えていなかったのできちんと答えられませんでしたが
「任せてください」ぐらい言えればよかったですね。悔いが残ります。
何かしんみりしてきたのでこのぐらいで。。。
ちなみに弟に任せた饅頭屋は時代と共にパン屋に転身、
今は学校給食も扱うパン工場になっています。
じいちゃんが遊び人じゃなければ僕も今頃パンを作っていたかもしれませんね(笑)
つらつらと長文になってしまいましたが、言いたいことはただ一つ、
今日から30期、『花嫁命』で更なる発展を目指して頑張っていきたいと思います(^◇^)